キミコライフ版ヴァラナシの歩き方(5)

日本に生和菓子(お団子とか柏餅とか大福とか茶巾とか。)が
あるように、
インドにもインド生菓子が存在します、
あまり知られてないかもしれないけど。
原料はミルクを甘く煮詰めたもの等の乳製品、
ドライフルーツなどなど。

シルバーに輝くのは飾りの銀箔。
インドの生菓子では一般的なビジュアルです。
そしてスパイス大国インドらしく、
カルダモンやナツメグなどのスパイスを(別に辛くはない)
まるでバニラの香りを付けるかのように普通に使っているので、
(ラッシーやミルクに“薔薇フレーバー”を付ける国ですから。)
多くの日本人は最初は抵抗があるかもしれませんが
慣れます、そのうち。
砂糖を大量投入して、さらに砂糖をトッピングしたり
糖蜜に漬け込んだりしたお菓子が多いので
必然的に甘みが強いですが、
インドではなぜか食べられる。
暑さなど環境のせい?
日本で食べたらキツイんじゃないかと思う。


それでも(というとヘンな誤解を受けそうですが)
日本人の味覚に比較的合うのでは?と思われるのが
カシューナッツをふんだんに使ったお菓子、
カージューバルフィー。(上の写真右下)
これは甘みすっきり、
丁寧にペーストされたカシューナッツの味わいが旨し。

SHRI MADHUR JALPAN(シュリ・マドゥル・ジャルパン)
Address: Badadev, Varanasi

このお店のカージューバルフィーが美味しかった。
値段は1kg=300ルピー。
50gから売ってくれますが、この最小量は店によってまちまち。
つまり100gからの店もあれば、最低が250gのお店もあります。
インドのお菓子は量り売りのものが断然多い。
他にも多数品揃えがあるけど、特筆すべき程の味ではなかった。
場所は、
ガンガからゴードウリヤ交差点に向かって歩き、
同交差点を右に曲がり100メートル程度歩くと、
左手に新しい映画館が見えます。
その建物の向かって右側の小道に入り、
少し歩くと左手にあります。
ここのマルプワというお菓子も結構美味しかった。