ブログのお引越しをしました

こんばんは。
お久し振りです。
長い間、何のお知らせもせずにブログをお休みしていて、すみませんでした。
上の子は3歳半、下の子は1歳になり、またブログを再開しようかなと思うようになりました。
前回の日記を見たら、もう彼これ2年も前!
あれから、バンガロール大学で日本語を教えるコースを担当させてもらったり、
下の子を妊娠して一時帰国して出産したり、インドに戻って引越しをしたりしていました。

すっかり期間が空いてしまったので、新装開店ではありませんが、
ブログを引越すことにしました。

新ブログ『キミコライフ★ふぃるせ!』のほうで、またよろしくお願いします!

『キミコライフ★ふぃるせ!』
http://phirse.jugem.jp/

小バエ

ここ最近、うちのキッチンで頻繁に小バエを見かけるようになった。
一番の原因となりやすい生ゴミはこまめに捨てて溜めないようにしているけど
気が付くと、買ってきたバナナの上とか洗い物の食器とかにとまっています。


見るに見かねて、ネットで駆除の仕方を調べていたら、
ペットボトルで超簡単にできる「小バエ捕り器」の作り方が載っていたので
早速作ってみました。(こちらを参照にしました。)

ペットボトルの底に小バエが入る大きさの穴と、空気穴を開け、
中に小バエが好みそうなニオイを発する液を染ませたティッシュ
底に巻くように詰めてフタをすれば完成です。
エサ液には黒酢がオススメと書いてあったので
持ち合わせていた普通の酢を垂らしてみましたが、効果が感じられなかったので
プンプン匂って小バエが好きそうなパパイヤの皮を入れて、
早速キッチンの適当な場所に吊るしてみました。


しばらくして様子を見たら、ボトルの中にすでに1匹入っています!
何匹入るか楽しみです。
またしばらくしたら、さっき入っていた1匹が見当たりません。
最初に開けた穴が大きすぎたせいか、脱出した模様。
その大きな穴をパパイヤの皮で覆って再度設置したら
その後、10匹くらい入ってキッチンに小バエが見当たらなくなりました。
効果絶大です。
小バエたちは作り方のページにも書かれている通り、
下から入った後、果物を経由して上に飛び立とうとしますが
フタがしてあるために出られず、上にたまりがちです。
ある程度たまったら、そのままゴミとして捨てるか
「中に殺虫剤を噴出したり、洗い物をすすぐときの水(奴らの苦手な界面活性剤入りであります)などで満たし、
仏頂いてから、中を洗えば」リサイクルも可能とのことです。
うちは夫が外にでてリリースしてましたが。また窓から入ってくるんじゃないかという。
小バエに悩まされている方にはオススメのトラップです。

マンゴスチン


先日、近所でインドでは見かけないフルーツ、マンゴスチンらしきものが売ってるのを発見、
見逃したら次いつ買えるかわからないので、とりあえず2個買ってみました。お値段1個50円位。
帰宅してネットで調べてみたら、やっぱりマンゴスチンでした。「果物の女王」らしいです。
「世界3大美果」にカウントされているようです。ちなみに残りの2つはマンゴーとチェリモヤ
「表皮が濃い赤紫色」が食べ頃と書いてありました。よし、食べ頃です。
初めての試食です。
表皮に横に切れ目を入れてパクッと開いたら、きれいな白い果実の房のようなのが詰まっていました。

赤紫と白のコントラストが美しいです。
柑橘類に比べ、表皮がしっかりしていて厚みがあるのが印象的です。
表皮断面は赤いけど、赤い果汁が滴るようなことはありません。
一方、果肉はとってもジューシーで、食感は軟らかめのライチという感じ。
でもライチよりも香りや甘さが上品というか複雑で華やかさがありました。さすが女王様です。
品格すら感じられます。


このマンゴスチン、値段からして輸入物かなという感じ。
いつかチェリモヤというのを食べてみたいです。

(緑の果実がチェリモヤ Wikipediaより)

Mom’s Lounge

此処インド・バンガロールで育児をしていると、
日本でもあるいはそうかもしれないけども
日中は陽射しが強かったり、車の排ガスや空中を舞う砂埃などで道路の空気が悪かったり、
おまけに車を自分で運転しない場合、
オートリキシャ(ドアなしの小型3輪タクシー)は何かと危なっかしい、
などなどの諸事情から、小さな子供を外に連れ出すことがはばかられ
平日は夕方夫が会社から帰ってくるまでうちにこもりっきりのことが私は多いです。
うちにいるのも嫌いじゃないけど、ずっといるとさすがに退屈してくるし、
着るものや外見に無頓着になってきて、これは外に出たほうがよろしいかなと。
でも、「小さな子を連れてオートリキシャに乗って行ける距離で息抜きできる場所」って
ショッピングモールくらいで、それも1、2回行けばすぐ飽きてしまうし。溜息。


そんな折、よく利用するベビー用品専門店でもらったビラで、
≪Mom’s Lounge≫というところで
妊娠中または子育て中の女性のためのワークショップ≪Mom’s Club≫が
毎週木曜にあることを知った。


コレだと思って早速次の木曜日に様子を見に行ってみると
思った通り、空間はラグジュアリー感を意識しつつもとても居心地良くデザインされていて、
スタッフは女性ばかりのスペシャリスト揃いだし、ママ友もできるし、
毎週のテーマも変化があって面白く、しかも参加費無料という。
集まるママたちはハイソ風の装いで多少セレブ感があるようないい感じです。
私のニーズにドンピシャではありませんか。
場所もオートリキシャで10分足らずなので、以来毎週欠かさず娘を連れて参加しています。


ワークショップの内容は、これまで、親子でするフィットネス、マッサージ療法、
美容・ヘアケア、子供の癇癪の対応などのテーマが取り上げられ、
その都度、専門のスタッフがレクチャーしてくれたり、
また専門家を招いて参加者と対話型で解決策を一緒に考えたり、
髪型をアレンジしてもらったり、ポイントマッサージをしてもらうなど実演もありました。
≪Mom’s Lounge≫はそのビラをもらったベビー用品専門店の2階にあり、
ともにMahindra Retailという、インドの財閥、マヒンドラグループの一つが運営している。
さて≪Mom’s Club≫が終わって、
1階のお店に降りてジャストルッキングのつもりで何とはなしに
取り揃えられたインド国産および輸入品のベビー用品、ママ用品を見てぶらぶら歩いていると
探していたものや欲しかったものなどが目に入り、ついつい買い物をしてしまう。
マーケティングで言うところの「シャワー型」に見事にマッチです。
≪Mom’s Lounge≫のコンセプトといい、シャワー型集客といい、
私は久々にインドで唸ったのでした。

バースデイ・パーティー


インドでは、イギリスの影響かもしれないけど
小さい子供のバースデイ・パーティーを派手めにする家が多いです。
派手というのは、家の中を映画のダンスパーティー会場みたいに
カラーテープやら風船やらでデコレーションしたり、
レストランや屋外の会場を貸し切って、立食パーティー形式にしたりとか。


1歳の子の誕生日は、初めて迎える誕生日ということで
たくさんのゲストを招いて特に盛大に行ったりもするらしいです。
うちの娘の誕生日は1月で、日本滞在中に迎えてしまったために
インドでパーティーができなかったのですが、
アパートのお隣さんが顔を見るたびに
「パーティーするんだったら手伝うわよ!」とやる気満々なので、
4月になってしまいましたがようやくパーティーを開くことにしました。


会場は自宅のリビングということで、まずは飾り付けから。
買い出しに出て雑貨屋さんでパーティーグッズを入手。
お隣の奥さんがいろいろアイデアを出してくれ、
たくさんの風船が天井から糸で吊るされてるデザインに。
壁にも『HAPPYBIRTHDAY』ロゴのデコレーションステッカーや
カラーテープやクリスマスっぽいカラーボールで飾り付けしました。
それから、直径50センチ位になる大型の風船の中に色とりどりの花びらを入れ
それも天井から吊るしてくす玉風に。
バン!と割れると花びらが舞い散る演出という。楽しみ。


週末の夕方6時から、という案内でしたがインドなので最初の来客は7時半くらいで
その後、ぱらぱらとお客さんが到着。
大体来客が揃ったタイミングでバースデイケーキのケーキカットをしました。
キャンドルに火を灯し、みんなでハッピーバースデイを歌ってもらい、
私が娘を抱っこして、プラスチックのナイフを握らせてケーキに入刀。
一口娘に食べさせて、クリームを娘の両頬に塗ります。
祝福のサイン?かよくわからないけど、
インドでは誕生日の当人の顔にケーキのクリームをよく付けています。
部屋の中央にぶら下がった花びらが入った風船を爪楊枝で突くとバンと割れ
花びらが下にふさふさと落ち、
卒業証書を入れる筒のような大きなクラッカーをひねるとパンと音が鳴って
中から紙ふぶきが飛出し、パーティーらしい雰囲気に。


その後、ケーキをカットして軽食やスナックと共に盛ってプレートを配り
しばし雑談したり写真を撮ったり。


上の写真は娘(右)と同じくらいの子が来てくれていたので
記念に一緒に写真撮影。
真ん中の子は女の子かと思ったら男の子でした。娘よりちょっと上。
もっと写真を掲載したかったのですが
私は終始娘を抱っこしたり、来客と喋ってたりしていて、
気が付けば室内の装飾とかバースデイケーキとか何も撮れてなくて残念。
飾り付けが終わった時点で取っておけば良かったなと。


来客は子供たちも合わせて25人くらいでした。
お祝いのプレゼントをたくさん頂いて、娘はおもちゃにくぎ付けでした。
ビデオを撮ってあるので後日編集しようかと思ってます。
編集したらアップしますね!

インドスイーツ!


これは「マイソールパク(Mysore Pak)」というインドのお菓子。
先日、インド在住の日本人の知人に「マイソールパクが美味い!」と聞いたので
早速インド菓子屋さんで買ってきました。


材料はチャナ豆の粉と砂糖とギー(精製バター)というシンプルさ。
しっとりとして、かなり甘くて、チャナ豆のやさしい美味しさに、ギーの濃厚感。
かたまりは指先で簡単にぱらぱらと崩れ、これが口当たりの良さとなっています。
焼き菓子ではなく、液糖でやわらかく煮固めたような感じです。


チャナ豆はカレーを始め、ベジタリアンの多いインドでは良質なタンパク源のひとつとして
よく食事に出てきます。
丸い豆のままカレーに入れたり、半分にひき割ったものが使われたり、
粉にしてマイソールパクのようにお菓子に使ったり、天ぷら粉みたいに使ったり、用途は多種多様。


ギーは独特な匂いを持ちますが、バターくささ、チーズくささが好きな人はOKだと思います。
私は大好物であります。
インドではお菓子作りに使うほか、炒め物に使ったり、食事のときにご飯にたらっとかけたり
食材としてではなく、宗教的な儀礼に使われたりと、こちらも用途が幅広いです。


インド菓子は煮詰めたミルクを原料としたものが多いので
傷みそうで今まで日本に持ち帰ったことがなかったけど、これなら日持ちするかも?!