職場の様子

会社で私が所属しているチームは日本に関わりがあるので
日本語が喋れるインド人スタッフが何人もいる。
しかもこれまで旅先で会った客引きの日本語の喋れるインド人に比べ、
すごく日本語がきれいなので最初驚いた。
客引きたちは“聞いて”覚えるらしく、みんな基本的にタメ口をきくのが
特徴なんだけども、
会社に採用されてる日本語検定の有級者はさすがに敬語で喋る。


その他のチームでも、日本と関わりがあるところは
日本語を話すインド人が何人もいる。
社内で日本から送られてくるデータが日本語を含むのと、
日本とやり取りするときに日本語を使う(日本人が英語を使わないので)ため、
日本語をスキルとして持っているインド人が採用されている。
なので、仕事のときに使うのは日本語がほとんどで
みんなよく勉強してるなーと感心する。しかも私より早口…。


先週のミーティングで「今週の金曜は日本は休日ですが何の日ですか?」
と振られ、はて?と思っていると、誰か(インド人)が「天皇誕生日?」と
言ったので、あ、そうそう、天皇誕生日です、と答え、
いやー国民の休日まで把握してるとは!と感心していたのだけども、
実際は勤労感謝の日だった。ごめんなさい、間違ってました。
日本の会社と関わっているため、日本が休みだと
こっちの仕事量にも影響してくるとか。


先日行った、うちの近所の小さな携帯電話の代理店でも
いきなり日本語で説明してくれるインド人青年がいて意表を突かれた。
日本語を勉強してるなら、もっといいところに就職すればいいのにと
余計な心配をしてしまう。


私のチームは日本人は私1人だけど、社内には日本人が10人近くいる。
最初はお昼をチームのインド人と一緒に食べていたのだけども、
最近は日本人の人と食堂に行ったりするようになった。
同じ日本からインドに来た者同士でも、それぞれ事情が大きく違って
話を聞くのが楽しい。

パパイヤとチリ


上の写真はパパイヤ。パパイヤはインドでは年中取れるらしく、
いつのシーズンでも見かける気がする。
独特の臭みフレーバーがたまりません。
たまに食べたくなって、買ってきて食べてます。
1個30円前後。柑橘類よりキロ値が安い。


下の写真はインドのメジャー食材、グリーンチリ。
いろんな料理に使えるし、インド人はオムレツの具としても
これを刻んで入れるので、私も最近は入れるようになった。
無いと何か物足りません。ピリっとします。

Sooji ka Halwa(セモリナのスイーツ)のレシピ


セモリナのスイーツは、インド(マハラシュトラ州かも?)でメジャーなお菓子です。
お店では売っていないので、おふくろの味といったところでしょう。
写真では味が想像しづらいですが、
甘くてカルダモンで香り付けされている風味豊かなお菓子です。


日本ではセモリナ(デュラムセモリナ)は手に入りにくいかも
しれませんが、参考までにレシピをご紹介。
*バナナはお好みで。

<材 料>

  • セモリナ 1/2カップ
  • ギー(牛乳由来のインドのオイル、なければサラダ油とバターを半々でミックスして)1/4カップ
  • 牛乳 1カップ
  • 砂糖 1/4カップ
  • カルダモンパウダー、クローブパウダー(パウダーがなければホールを細かく砕いて) 各小さじ1/4
  • レーズン、カシューナッツ 各1/8カップ
  • バナナ 1/2本


<作り方>

  1. 牛乳に砂糖を入れ、煮溶かしておく。
  2. 別のフライパンでギーを温め、半分に割ったカシューナッツをわずかに色づく程度になるまで炒める。焦げやすいので弱火で丁寧に。炒めたらカシューナッツを小皿に取り出しておく。
  3. フライパンのギーにセモリナ、カルダモンパウダー、クローブパウダー、レーズンを入れ、セモリナがかすかに色づく程度になるまで中火で丁寧に炒める。
  4. 色づいたら、先の牛乳を加える。セモリナがダマにならないようかきまぜながら加える。
  5. セモリナが牛乳を吸って膨らむので、牛乳がなくなるまで弱火でかきまぜる。もし水分が足りなそうなら熱湯を少し加えて様子を見る。入れすぎるとベトベトになってしまうので注意。
  6. 水分がなくなってセモリナがやわらかくなったら潰したバナナを加え、和える。
  7. 皿に盛りつけ、カシューナッツを散らして出来上がり。


バナナ入りのものは、会社の同僚の女の子が持ってきてくれたんですが、
口に入れた瞬間、ふわりとバナナの香りがして美味しかったので、
以来、バナナ入りが私の中で定番となりました。