PIOカード

先月から里帰り出産のため、一時帰国してます。
日本に帰ったらあれをしようこれをしようといろいろ思案してたんですが
実際帰ってみると、本を読んではうたた寝の繰り返し、
毎日が過ぎ去る中、しておきたい雑事はいろいろあるにもかかわらず
どういうわけか何もする気が起きず。
せいぜいミクシィというSNS内で自分やらマイミクやらの、動物やら植物の世話をせっせとするくらい、
あとはぼちぼち入院の準備とか。
ま、友人に言わせれば妊婦特有の症状ということで、これが一生続くことはないようです。良かった。


今日は朝からおぉ初雪か、と思ってたら、母いわく昨日の朝も積もってたそうです。
今日はちょっと頑張れたんで、ビザのことやら、ずっと放ったらかしっぱなしだったことを
いくつか問い合わせたり調べたりしました。


さて、PIOカードというのがあります。
PIOとは「Person of Indian Origin」ということで、「インド系人」という訳がありますが
つまり、「いつ何時にかかわらずインド旅券を所持したことがある人、または本人がインドに生まれ居住した人、
あるいはインドに生まれ居住した両親、祖父母、祖祖父母がいる人」がそれに入るそうで、
またそのような人の配偶者も含まれるとのこと。
そうなると結構人数多くなってくるような。だから世界中にインド人(含むインド系人)が多いのか。
そしてそのPIOであれば、インド政府よりPIOカードを取得することができ、ビザなしでインドに出入国が可能などの他、
一定の特権が与えられるそう。
それを取得したかったんですが、私の場合、インド国籍である配偶者が日本在住でないという理由で、
在日本インド大使館では申請ができないという回答を大使館からもらいました。
というわけで、X Visaというのをまずは日本で取って、バンガロールに戻ってから
PIOカードの申請をするようにアドバイスされました。


そこで、今度はX Visaを郵送で取得する方法を東京にあるビザセンターに問い合わせたんですが、
そのときに、「X Visaでインドに入国後、PIOカードを取得しようと思う」とぽろっと電話に出た担当者(日本語を話すインド人)にこぼしたところ、
彼ははっきりと「インド国籍以外の人はPIOカードは取れません。配偶者の場合はDependentです。」と言う。
不確かなことを言い切る、あのインド人らしさにひさびさに辟易。瞬間的に疲れたんで早々と電話を切りました。
インドでインド人と仕事をした経験を持ちながら、つい反論する努力を怠ってしまってちょっと無念です。


PIO取得が日本で1カ月かもしくはそれ以上かかるらしいので、インドだとやっぱり1年くらいか。
まずはインドに戻る前に、一度、バンガロールのFRO(外国人登録事務所)で、X Visa⇒PIOカード取得の流れを確認したいところです。