ポンディチェリー〜マハバリプーラムの写真

ずっと前の旅行ですが、ポンディチェリー〜マハバリプーラムの写真をアップします。

  • ポンディチェリー


ポンディチェリーの海岸通り。波消し石がごろごろしていて、いわゆるビーチはありません。


ポンディチェリーの灯台

インドのこどもの日だったからか、市内の公園がイルミネーションで彩られていました。

オーロビンド・ゴーシュという、インドの哲人、思想家、独立運動家、詩人…という多方面で活躍した人の思想を受け継いで生活している人たちのコミュニティー「オーロヴィル」の中の風景。

その「オーロヴィル」の中心にある「マトリマンディル」と呼ばれる巨大瞑想ホール。中にはオーロヴィルの住人しか入れないようです。

  • マハバリプーラム


マハバリプーラムは、ポンディチェリーからバスで3時間半程度北上した、同じく海岸沿いにある古い村。7世紀頃には海外交易の拠点として栄えていたらしいですが、今は小ぢんまりとした静かな村です。ビーチの雰囲気はポンディチェリーよりむしろ良かったです。すぐそばに古いヒンドゥー寺院があって、ゴアのビーチとはまた異なった雰囲気。

そのビーチ沿いに建っている、世界遺産にも登録されている海岸寺院。7世紀後半の建造。潮風によって侵食が進んでいますが、造形は美しい。

インドの壮大な叙事詩マハーバーラタ』の一場面、「アルジュナの苦行」を表した、巨岩を掘削して造られたレリーフ、のごく一部。全体はかなり大きくて幅約30メートル、高さ10メートル以上の1つの岩らしいです。岩全体に彫刻や寺院が造り込まれていて、さぞかし大変な作業だったと思います。

その巨岩の内部にあけられた空間のレリーフの一つ。

マハバリプーラムの見所の一つ、ヒンドゥー教の神話になぞらえて名づけられた巨石「クリシュナのバターボール」。丸いのに斜面でぴたりと止まっていて、かつて象を使って動かそうとしたことがあるらしいですがびくりとも動かなかったとか。

巨石がごろごろしているエリアは小高い丘になっていて、頂上までとりあえず登ってみました。小さなヒンドゥー寺院がありました。


マハバリプーラムの灯台

あちこちに岩を掘削して造った寺院や階段がありました。

マンダパムと呼ばれる礼拝堂のような建造物。これもやはり巨大な彫刻。

ビーチの夜景。ビーチ沿いに海鮮料理のレストランが並んでいました。


ガイドブックを見ながら、旅行時のことを思い出しながら写真をアップしていたのですが、
見所を見事に見落としていたことに気がつきました。
1回行けば良いかなくらいの観光地なので、また行こうとはあまり思わないのですが、ちょっと心残りです…。