ケーブルテレビ開通

私の部屋の1階に大家が住んでいるのだけども、
今日、仕事を終えて部屋に帰る途中、
その1階の大家にケーブルテレビのプロバイダーの
連絡先を教えてもらい、早速TELすると、
30分後くらいにアンテナジャックのケーブルを携え、
例の如く、おっさんが2人現れた。
日本なら絶対1人でこなしそうな仕事でも、
インドでは常におっさんが2人でやっている。
タクシーの助手席にドライバーの相棒が座っていたりするのは
日常茶飯事だ。
インターネットの接続工事のときもおっさんが2人来た。
1人分の給料を2人で分けているようにしか見えない。
そしてお互いとりあえず食いっぱぐれずに済むわけか。


私が昨日ぼんやり思っていた通り、かどうかわからないが、
アンテナジャックとテレビをケーブルで繋ぐと
すぐにテレビが見れるようになった。
87チャンネル。多いのか少ないのかわからない。
おっさんが色調調整やらシャープネスやらまで
まじめくさった顔をしてアジャストしている。
その部分も工事費750ルピーに含まれているのか。
そこは見る人の好みの問題じゃないのか。
困惑した心持ちで、おっさんの微調整を見守る。


まもなくおっさん2人は工事費を受け取って帰って行った。
テレビは87チャンネルもあるのに、
5言語くらいが入り乱れていて、古いインド映画やら
カートゥーンやらCMやらクリケットやらやっていて、
で、結局トムとジェリーしか観たいのがなかったりする。
チャンネル数が無駄に多くて困る。


何はともあれ、テレビがつくようになった。