キミコライフ版ヴァラナシの歩き方(1)

インドに来たら、インド流ファッションに身を包むのも
面白いかもしれません。
女性ならパンジャビー・ドレスとかサルワール・クルタとか
スーツと呼ばれている、長丈上衣とくるぶし丈パンツのセット、
男性ならクルタ・ピジャマとか呼ばれている、
ゆったりプルオーバーとゆったりパンツのセット。


ヴァラナシのいつも観光客で賑わっている、
ガンガ(ガンジス河)に突き当たる大通り、
ダシャシュワメダ・ロードの河に近いほうの両脇には
衣類のお店がたくさん軒を連ねています。
大小合わせると数10軒はあるでしょう。
サリーのお店、パンジャビー・ドレスのお店、
子供服のお店など。(紳士物の店はなぜかあまり見かけない。)
ダシャシュワメダ・ロードをガンガに向かって歩いていると
ヴァラナシに来た全ての参拝客が足を運ぶ
ヴィシュワナート寺院に通じる参道の門が左手にあります。
その門をくぐると、道幅3、4メートルの小道の両脇に
また様々なお店がびっしり。
もちろん衣類のお店も。


パンジャビー・ドレスはレディ・メイドも売ってますが、
もし1週間程度の時間の余裕があるなら
オーダー・メイドも素敵です。
ダシャシュワメダ・ロードやヴィシュワナート寺院の
参道(ヴィシュワナート・レーン)のお店で
まず生地を選びましょう。
パンジャビー・ドレス専用の生地というのが売っていて
上衣用、パンツ用、そして長めのショール(「チュンニー」とか
「ドゥパッター」と呼ばれてます。)が1セットになっていて
値段はピンキリ。300ルピー(900円弱)くらいから。
お店で「パンジャビー・ドレスの生地を見せてください」と頼むと
色味や素材、刺繍が入ったものか、プリント生地か、と
大体の好みを聞かれ、それに適ったものを(あまり適ってない
ときもある)チョイスしてぽんぽん出してくれます。
店によって当然置いている生地のセンスや仕入れ元が異なるので
気に入ったものがなければ次のお店へ。


専用の生地でなくてももちろんOK。
さて、生地を選んだら仕立て屋さんに行きましょう。
インドはレディ・メイドもオーダー・メイドも両立してる
らしく、仕立て屋さんがあちこちにあります。
ヴァラナシにも数々の仕立て屋さんがありますが
私の行き付けのお店を紹介。

GANGA(Tailor)
Address: 14/98 Terineem, Varanasi
Tel: 542-2411329

ここはほんとに腕が良いです。
仕上がりがとても丁寧できれい。もちろん紳士服の仕立ても可。
お店で採寸してもらい、上衣の丈や袖丈、えりぐりのデザイン、
パンツのスタイル(ふんわりワイドとスパッツのような
タイトなのがあります。)などをオーダー。
具体的なアイデアがなければ仕立て屋さんが提案してくれます。
仕立て代は125ルピー(約350円)。
ここは人気のある大きめなお店なので仕上がりまで
1週間弱かかりますが、他のお店ならもっと早く作って
もらえるかもしれません。


インドの気候にもぴったりなインド衣装、おすすめです。