フットケア

午後から、先週同僚氏に連れてってもらったところと同じ繁華街に行った。

市場で“海ぶどう”のようなのがあるなと思い、
立ち寄って旦那に尋ねると、ペッパーの実だった。
どうやって食べるの?と聞くと、チャットニー(野菜などを潰したりペースト状にして
香辛料や塩(素材によって砂糖などで甘くするものもある)で味付けした、
インドの付け合せ)にしたりするそう。
んー美味しそう!でも作り方がわからないので買うのを諦める。
その旦那のところにミントの束を握り締めたおばはんが来て、
旦那のとこのミントを指差して「これいくら?」と聞いた。
おっさんが「○ルピー」と答えるとおばはんはくるりと向きを変え、
「ちょっと!こっちは○ルピーって言ってるわよ!10ルピー返してちょうだい!」
と他所の店に大声で文句を言っていて市場らしく賑やかだった。
他のところでなかなかいいニンニクがあったので、結局ニンニクだけ買った。


夕方になり、帰り道、近所の美容室に眉を整えてもらいに行ったら、
足をお湯に浸けてフットケアをしてもらってるお客さんがいた。
日中サンダル履きで歩き回ったせいで足が相当疲れてたので、
私もそれをお願いすることにした。
インドの美容室でフェイスケアはしてもらったことがあるけど、
フットケアは初めて。


眉のお手入れが終わったあと、まず足の爪切りから始まった。
スタッフのお姉さんがイスに腰掛け、
私はそのお姉さんの膝の上に敷いたタオルの上に足を投げ出す感じ。
なんか悪いなー人の膝に足を置くなんて、と思いつつ
置いたら置いたで何かゴージャスな気分だ。
ちなみにお店のスタッフは全員女性で、
スリムジーンズなどタイトなシルエットのパンツに、
ピチピチTシャツを着て、みんなスリムだ。
爪切りでまず爪を切った後、ヤスリで切り口を滑らかにしてくれた。
その後、専用の細い道具で、爪の周囲にたまった汚れを掻き出していた。
案外細かい。親指は私は巻き爪気味なので痛かった。
それが終わったら、爪に甘皮を柔らかくするクリームを塗り、
お湯を張って何かの溶液を加えたフットバスの中に足を浸けて5分弱、
その間お姉さんは私の後方上部に置かれたテレビをしばし観ていた。


やがて時間が来て、専用器具で爪の表面の甘皮を丁寧に取り除き、
そしてお姉さんがもう1人増えて、
私は2人のお姉さんの膝の上に足を投げ出す形に。
各お姉さんが爪の周囲の甘皮や汚れを今一度丁寧に取り除き、
足首から下を専用のブラシで丁寧に洗い、
柔らかくなった足の裏の角質を専用の道具で削るようにして取り除いてくれた。


洗い流した後は、クリームをつけて膝までしっかりマッサージ。
すごく気持ちよかったし、足の疲れもすっきり解消。
ラストは好きなネイルカラーをセレクトして塗ってもらって終了。
これで45分くらい、125ルピー、約360円。


ネイルカラーの種類があまり無かったのと
最初からやってくれていたお姉さんがあまり熟練してなかったのは
やや残念だったが、それでも満足の内容。


帰途、いつものインド風ファーストフードの屋台へ。
おっさんはまたいつものようにつり銭で客を困らせていた。
おっさんは計算が苦手らしい。若者連れの客が苦笑していた。


帰って足を見ると、透明感が出てピンク色の足の裏に感心。
乾燥していた足が蘇った!なるほどこれはいいかも。